関西弁プリーズ!! No.4 「日本語はほんまに難しいです」

Conversation Exchange の自己紹介文で見つけた、フト心和む文章を紹介していきます。

もし、本当に Language Exchange したいのであれば、名前と言語を指定して検索すれば、ちゃんとヒットします。

Patrick さん

 男性・35才
 大阪在住

各位
去年の一月にスイスから来ました。
今、大阪で働きます。
日本語はほんまに難しいですので少し困ります
ちょっとてつだっていただけませんか?
日本の生活が一番楽しいですけど。。^^
私は英語とドイツ語とフランス語とスペイン語ができます。。
よろしくお願いします。
Hi everyone! I recently moved from Switzerland to Osaka because of my work.
Before I studied Japanese in Tokyo for 10 weeks.
Now I would like to further improve my Japanese, especially get better conversation skills.
In exchange I can offer help in English, German, Spanish or French.
Hope to speak to you soon, please feel free to contact me anytime!!!

この方の日本語のWriting は、ほぼ、完璧ですね。

Conversational Exchange の場合、自己申告とはなりますが、自分の語学レベルを示すことが出来ます。

プロフィールの欄で

  • Beginner
  • Elementary
  • Pre-intermediate
  • Intermediate
  • Upper-intermediate
  • Advanced
  • Proficiency

の6段階から選択可能です。

Proficiency(上達,熟練,たん能)レベルの人は、そもそも、Language Exchange などには参加しないでしょうし、参加するにしても、純粋に異文化の人と知り合いになりたいという方でしょう。

そして、今回のPatrickさんの日本語のレベルは、”Intermediate” 。

私個人としては、それ以上でもよいのでは?とも思います。

日本文の部分には書いてありませんが、英文の記述には、以前、東京で暮らしていたようです。

そして、さすがにビジネスで大阪に引っ越してきたようで、

 「日本語はほんまに難しいです」

と大阪弁が日常会話として、染み付いていると拝察します。

多分、Patrickさんは、普段、大阪で使っている日本語が標準(Standard Japaneese)であると信じているのではないでしょうか?

あと、サラリーマンの人には馴染みのある、

「各位」

社内の業務連絡の冒頭に使われる表現です。

逆に、今回のように、日常の挨拶に使われると、私たち日本人でも、改めて奇異な感じがするでしょう。

最後に、今回の英文で参考になったのは、

 ”please feel free to contact ~”

という表現。

硬い日本語訳にすると、「お気軽にお問い合わせください」。

私は、通常、

 ”please do not hesitate to contact ~”

という表現を常用しているのですが、もしかしたら、これも、日常会話ではなく、ビジネス会話に用いられる表現では?と、フト思った次第です。


【BGMに使える曲・今週の一曲】
レッド・ツェッペリン「天国への階段」(ピアノ solo)

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