「Using the PASSIVE voice in English to avoid responsibility」
“Passive Voice”・・・受動態
“Active Voice”・・・能動態
ex.
I ate cake. → 能動態
The cake was eaten. → 受動態
上記の2つの文は同じ内容を示しているが、意味は微妙に異なる。
能動態
↓
ケーキを食べたのは誰か?について明示的に表現されている。
受動態
↓
ケーキを食べたのは誰か?について明示的に表現されていない。
ケーキを食べたのは誰?・・・We (I) do not know.
ex.1
I made a mistake.(能動態)
↓
ミスをしたのは私であると明示的に示している。
The mistake was made.(受動態)
↓
ミスが起きたという現象に焦点があり、それは誰か?については不明。
通常の会話では、能動態で表現することが推奨されるが、例えば、政府関連の発表の場合、「誰がミスをおかしたのか」について、明示的に述べることは避けたいので、同じ内容でも受動態で表現される。
ex.2
We killed a lot of people.
A lot of people were killed.
上記の説明同様、政府の軍隊が沢山の人々を殺した場合、能動態を用いると、軍隊に対して非難が集中してしまう。
ex.3
We will turn off your electricity.
Your electricity will be turned off.
受動態の表現は、どのような行為が行われたか?という「行為」自体にフォーカスするので、新聞記事の表現にも用いられる。
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