ビジネス英語:Eメールに使う特殊な英語と適切な使い方

Eメールという言葉自体が英語の歴史の中で比較的新しいことから、通常の英語の文法とは異なる使い方がされ、その使い方も企業によってマチマチの場合がある。

例えば、”email” と表記するケースもあれば、”E-mail” と表記するケースもあり、どちらが正しい表記で、どちらが間違っているかは決まっていない。

会社によってはEメールの取り扱い方を定めている場合があるので、仕事で使う場合には世間一般の使い方ではなく会社のルールに従うこと。

“email” という単語自体、文法的に

  • 名詞(noun)
  • 動詞(verb)
  • 形容詞(adjective)

として日常的に使われる。

例えば、

  • 名詞

    I sent you an email.

emailで用いる記号の正式な呼び方

日本国内と英語圏の国とでは多少異なる場合がある。

  • “@”

    「アット(at)」

    日本では「アットマーク」と呼ぶ場合がある。
  • “.”

    「ドット(dot)」

    英語では「ピリオド」、「フルストップ」「ポイント」と呼ぶ場合があるが、「ドット」が正解。
  • “_”

    「アンダースコア(underscore)」

    日本では「アンダーバー」と呼ぶことがある。
  • “-”

    「ハイフン(hyphen)」

動詞として使う。

I’ll email you.

形容詞形容してして使う。

He has two email addresses.

といった具合。

名詞として使う場合、単数形と複数形がある。

  • 単数形

    This email is from Fred.
  • 複数形

    These emails just arrival.

自分のメールアドレスを電話で伝える場合、それも特にメールアドレスの発音が聴き取りづらい場合は、アルファベットで一文字ずつ伝える事になる。

Eメールは一文字でも間違うと相手に届かない。

例えば、電話などでは “B” と”P” の発音は聞き分けるのが難しい場合があるかもしれない。

メールアドレスのアルファベットを口頭で伝える場合、

“NATO Phonetic Alphabet”

呼ばれる方式がある。

文字通り、このコードは各海軍の艦船からなるNATO連合艦隊で採用されているもの。

例えば、相手に “A,B,C,D” のそれぞれのアルファベットを口頭で伝える時、

「”Alpha” の “A”」

「”Bravo” の “B”」

「”Charlie” の “C”」

「”Delta” の “D”」

と言う。

勿論、大抵の人が知っている簡単な単語を用いて、

「”Apple” の “A”」

「”Boy” の “B”」

「”Cat” の “C”」

「”Dog” の “D”」

としてもよい。

相手のメールアドレスを尋ねるフレーズ

What’s your email address ?

としてもよいし、もっと丁寧に、

Could you give me your email ?

というのもある。


【BGMに使える曲・今週の一曲】
レッド・ツェッペリン「天国への階段」(ピアノ solo)

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