動画の講師の人が言っているように、カナダで職を見つけるにあたり一つの質問を提示しています。
それは、
「貴方は “仕事” が欲しいのか? “お金が欲しいのか?”」
というもの。
日本人の場合、あまりピンときませんが、要は、
「カナダでは会社に就職しなくても、”お金” を得る方法がある」
という事です。
実際、動画の講師の人も今見ている動画でフリーランスとして稼いでいるようです。
先ずはカナダの会社に就職する場合。
これには先ず、
“Social Insurance Number (SIN)”
を必ずカナダ政府から得る必要があります。
(アメリカの社会保障番号のようなものでしょう)
このSINを得るのに必要な手続きやカナダ政府に提出する書類等についてはカナダ政府のサイトに丁寧な説明があるようです。
カナダで仕事を探す場合、個人が用意しておくべき最低限のものとして、
- Resume(レジュメ。”CV” とも呼ぶ)
- Job Search
- Networking
- Volunteering(の経験)
があります。
その他必要なものには、
“References(保証人・推薦人)”
の存在も重要。
もし、Referencesがいなかったらどうするか?
その場合は、例えばパーティーなどで友達をつくることになります。
Google で “NetWorking Events in (カナダの都市名)” で検索すると見つかると動画の講師は紹介しています。
もし、自分に業務の実務経験がなかった場合には、ボランティア活動に参加するのも一法だという事。
このボランティア活動を通じて、友達ができたり、就職に必要な References が見つかる可能性があるかもしれません。
そして、レジュメと References が揃うと、いよいよ求人情報をリサーチすることになり、オンラインの求人情報としては、
- Kijiji
- Indeed
- Monster
- Workopolis
あたりが大手である模様。
また、ネットで求人を探すだけでなく、ドライブする沿道や日常的に出掛けるスーパーなどが直接求人広告を出している場合もあるようです。
そして、気になる求人を見つけたら会社に直接電話をするのですが、以下はその一例。
“Hi, I noticed the help wanted sign in front of your store.
Who would speak to about applying for position here ?”
すると、電話の相手は次のように答えるかもしれません。
“Oh, you should talk to our manager just hung a sec, I’ll go get the manager, okay ?”
こうしてマネージャーと面談を終え、雇用に関する契約書にサインすれば、晴れてカナダの会社で働く事になる訳ですが、現実はどこの国でも同じように、実際に採用されるのは、かなりの困難が伴うようです。
そして、冒頭に述べた質問を再び。
「貴方は “仕事” が欲しいのか? “お金が欲しいのか?”」
今度は、企業に雇われるのではなく、フリーランスとして活動する場合です。
上記でもオンラインの求人情報検索サイトとして紹介した “Kijiji” では自分のプロフィールを掲載して、それを見た相手からの仕事のオファーを受ける事も可能なようです。
しかも、Kijiji の利用は完全無料。
動画の講師も英会話教師として登録していて、その報酬には一時間100万カナダドルとしていいるようです。
この “一時間100万カナダドル” という信じられない位高額な報酬に対して、だれもオファーしないだろうと思いますが、どうやら今まで一度だけこの値段で契約に至ったクライアントがいたようです。
今回の場合は英語教師という妥当な分野ですが、その他にも、
- Moving Helper
- House Cleaner
- Baby Sitter
- Bread Maker
といったものも掲載されているとの事。
次は紹介するのは小規模ながら自分の家でマッサージ・サービスを開業例を説明しています。
事前にカナダにおける規制を確認する必要がありますが、マッサージ・サービスは特に免許や届出等は必要なく、誰でも行えるらしいです。
動画の講師の話によると、カルガリーにおいては一時間あたり30カナダドルという価格設定をすれば顧客の獲得は容易であろうと言っています。
最後に YouTube チャンネルを利用したビジネス。
この動画は2018年にアップされたもので、 YouTube に動画をアップすれば、
- 動画に挿入される広告収入
- 今回の場合は英語を学びたいという新規の顧客の獲得
という二本立てでキャッシュが得られます。
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