英語の辞書にのっているある種の単語、例えば、「死」「死ぬ」といったシリアスな言葉、或いは人によっては「太っている」という表現は相手を傷つけたり怒らせたりするケースがあるかも知れません。
また下品な表現は周りの人を不快にするでしょう。
英語がネイティブの人たちは、日常会話の中でこの種の出来事に遭遇した場合、直接的な表現ではなく、表現を和らげたソフトな言い方をするようです。
英単語としては、
「euphemism(婉曲語句、婉曲的な表現」
と称します。
以下は、その例。
- 自分の友達が交通事故に遭い、しかも重傷の状態で病院に運ばれ、それを診察した医師が、
He didn’t make it.
He passed away.
と口にした場合、それは、”彼は死んだ” という意味。
英語ネイティブの人は、”die” とか “death” という単語は日常では滅多に使わない模様。 - little boys room(男性の場合)
ladie’s room(女性の場合)
いずれも「トイレ」の事。
レストランで食事をしている最中に、”wash room” “toilet” と口にするのは憚れる場合に使う。 - mentally challenged
physically challenged
心や身体的な障害を持っていること。
通常では “handicapped” “disabled” が用いられるが、人によってはその表現でも気に悩む場合がある。 - full-figured
let himself go
“He is big.” “She is fat.” と同じ意味の婉曲的表現。 - laid off
between jobs
今は無職である状態。 - Fell off the back of the truck (lorry)
got off the back of the truck (lorry)
何かを盗まれたこと。
イギリス英語の場合は “truck” の代わりに “lorry” を使う。 - previously enjoyed
“used” の代わりに使う。
人によっては “used” は、”使い古し” “ポンコツ” と捉える場合がある。 - bun in the oven
knocked up
妊娠する
例
I think she’s knocked up.
コメント