カバーレターとレジュメを作成する際に一番注力すべきなのは、面接試験の時にも聞かれるであろう、
「何故、ウチの会社は貴方を雇わなければならないのか?」
という質問に明確に答えること。
そのためには、カバーレターとレジュメで、
- 自分の才能やスキル
- 今までの職務経験
- 実際の成果
等を分かりやすくアピールするように書く。
ここで多くの人が抱く疑問として、
「カバーレターとレジュメは両方作成する必要があるのか?或いは、レジュメだけでよいのか?」
というものがあり、この疑問に対し、動画の講師は、企業の求人広告を確認することを薦めています。
多くの場合、求人広告内にレジュメだけでよいのか、カバーレターとレジュメの両方が必要なのかが書いてあるそうです。
あと、複数の求人に応募するする時には、どの企業に対しても同じカバーレターとレジュメを使い回すのは好ましくないようです。
理由として、企業が異なれば、要求されるスキルが異なるので、企業が求めるものと自分の複数あるスキルを上手くマッチングさせて書くのが望ましいとの事。
以下は、
カバーレターとレジュメに書く内容の例。
- 何年か前のパイの早食い競争に出場して賞をもらったが、これは書くべきか?
↓
No。
会社の業務に役立つ経歴とは思えない。 - Marriage(結婚しているか?独身か?)
少なくとも、カナダ、アメリカ、オーストラリア、イギリスでは書く必要はない。 - Skills(自分のスキル)
書いた方がよい - Religion(自分が信じる宗教)
少なくとも、カナダ、アメリカ、オーストラリア、イギリスでは書く必要はない。 - Strong Communicator(自分が優れたコミュニケーション能力を持つこと)
書いた方がよい - Age(年齢)
少なくとも、カナダ、アメリカ、オーストラリア、イギリスでは書く必要はない。 - Photo(自分の写真の添付)
少なくとも、カナダ、アメリカ、オーストラリア、イギリスでは添付する必要はない。
(俳優を目指すのではない限り) - Volunteer experience(ボランティア活動の経験)
書いた方がよい。 - Current job(今の仕事)
書いても構わない。 - 例としてベビーシッターの求人に応募する時に、自分が12歳の時、ベビーシッターをやった経験がある事を書くべきか?
あまりにも過去の事は書かない方がよい。 - Work experience(社会経験)
書いた方がよい。
Relevant / Job Specific
- 求人広告の内容をよく読んで、内容を把握する。
- どんな人材を企業が欲しているかキーポイントを探る。
- 企業が求めるものと自分のスキルや経験などをマッチさせる。
- 求人広告に “Job description” が書かれていない場合、その他の広告に書かれている内容から、どんな人材が求められているのか自分で類推する。
- 求人情報は広告ではなく、会社のホームページに書かれている場合がある。
また、ホームページで詳細な内容を知ることができる。
特に学生の場合、会社で働いた経験がないので、その場合には、学校で専攻した内容、サークル活動、或いは、地域のスポーツチームでの役割などを上手くマッチングするようにカスタマイズして書くとよい。
カバーレターとレジュメ作成時のTips
- パソコンで作成して印刷したものを使うこと。
ボールペンなどで手書きのものは使うべきではない。 - 文字の大きさは、見やすいとされる 12pt。
- フォントは Times new Roman などの一般的なものを使用すること。
- カバーレターは1ページ、レジュメは長くても2ページ以内におさめること。
- カバーレターとレジュメの書式はたくさんあり、”それでなければならない” というものは存在しない。
- テンプレートや書式の例は沢山あるので、既存のものを活用するとよい。
- 既存のものをコピー&ペーストしたものは使ってはならない。
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