英文法:”See” “Look” “Watch” のニュアンスの違いと適切な使い方

  1. See

    何ら意図、目的や方角など意識しない、単なる “見る” という行為。

    見ている対象も何も意味を持たない。

    例文

    I saw John at school yesterday.

    日本語の “見かける” の意味に近い。

    I saw a good film yesterday.

    この場合、”watch” を使いところだが(後述)、”yesterday” があるように、既に過去の出来事であり完了したものであることから、”see” を使う。

    Kelly saw the doctor yesterday.

    この場合の “saw” は “visit” の意味を示している。

    He will see the director tomorrow.

    この場合の “saw” は “appointment” の意味を示している。
  2. Look

    意識的に何か、或いは、ある方向を見る場合に使用。

    見ている物や人が特定されている場合に使う。

    例文

    Look ! It is snowing.

    Look at that strange man.

    He looked at himself in the mirror.

    We looked at each other and smiled.
  3. Watch

    特定の物や人を意識的に見て、かつ、それが長時間動いている場合に使う。

    例えば、”テレビを見る” 場合、テレビの画面そのものは動いていないが、画面に映し出されている内容は動いている。
    (映画とかスポーツの試合等)

    例文

    I am watching the match.

    Watch the kittens, as they may run away.

    I watched the children playing at the park.

特殊な例外として、”see” と “look” は現在進行形で使わない。

“be seeing” や “be looking” は間違った使い方。


【BGMに使える曲・今週の一曲】
レッド・ツェッペリン「天国への階段」(ピアノ solo)

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